筋肉が睡眠に与える効果

不眠症

筋肉は睡眠に良い影響をもたらすと言われている。2年ほど前は、腕立て伏せやスクワットを10回こなすのも厳しかったが、今では毎朝のルーティンとして30回できるようになった。

筋トレの中でも特にスクワットは、太ももやお尻などの大きな筋肉を鍛えるため、筋肉量を増やしやすく、睡眠への効果も高いとされている。また、筋トレを行う時間帯も重要で、夜寝る前に激しい運動をすると交感神経が活性化し、かえって寝つきが悪くなることがある。そのため、朝に筋トレを行うほうが、体をスムーズに目覚めさせ、夜の自然な眠気を促す点でも効果的だ。

毎日筋トレを続けるのは、運動が苦手な人や身体を動かすのが得意でない人にとっては簡単なことではない。それでも、不眠症の辛さに比べれば、筋トレのきつさなんて本当に取るに足らないものだ。筋トレをしている間の苦しさなんて、眠れない苦しさに比べたら遥かに楽だと思う。眠れない夜を過ごす苦しみは、身体だけでなく心まで蝕む。筋トレの疲れなんて、寝られない夜に比べれば、はるかに耐えられるものだ。筋トレをしていれば、少なくとも自分を前進させる感覚があるし、達成感を感じることができる。けれども、眠れない夜はただ無駄に時間が過ぎ、心と体が無力さに飲み込まれていく。

よく眠るためだったら、筋トレの苦しさなんて全く問題にならない。むしろ、眠れるようになるなら一日中でも筋トレをしていたいと思うくらいだ。疲れ果てて動けなくなるくらいまで、筋トレをしても全然構わない。それが、自分にとっての安らかな睡眠を手に入れるために必要なら、苦しさなんて些細なものだ。どんなにきつくても、寝られない夜を過ごすよりもはるかにマシだと心から思う。

朝の筋トレには、オンとオフの切り替え効果があり、体を眠りから目覚めさせることで、夜に自然な眠気を促し、入眠しやすくする作用があるとされている。さらに、筋肉は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを活性化させるとも言われ、睡眠を大切にする人にとって欠かせないメソッドの一つといえるだろう。しかし、それらを実感することはなく、筋トレをしてもしても、夜になれば眠れない苦しみが待っている。

とはいえ、毎日欠かさず筋トレをしているわけではないが、週に3日は継続し、すでに2年ほど続けている。それでもなお、安定した安らかな睡眠には恵まれていない。筋トレを続けているのに、夜が来るたびに、眠れない不安とともに一日を終える。それがどれほど辛いことであるか、今も毎晩実感している。筋トレの苦しさは、眠れない苦しさに比べればほんのわずかだと、心の中で毎晩思いながら、眠れぬ夜を過ごす。

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